初音ミクのツボ<2> 発音をはっきり聞かせよう

  • 音符の長さは楽譜通りじゃない?!

    楽譜には4分音符、8分音符、16分音符をはじめとした音符が整然と並んでいますよね。でも、楽譜通りに正確に打ち込んだ!これでカンペキだ!・・・とは問屋が卸してくれません。楽譜上では表現されていませんが、同じ4分音符でも、時と場合によってその長さはまちまちです。スタッカートやレガートをはじめ、微妙な音の長さの加減はメロディーに表情を付けるのにすごく重要な役目を果たしているんです。

    全ての音を楽譜どおりの長さできっちり打ち込むとすごく「のっぺり」した歌い方になるだけでなく、ミクの場合発音が聞き取りにくくなります。ブレス(息継ぎ)や自然なフレーズ(メロディーの塊)・レガート(なめらかな音の繋がり)を意識しつつ、音の長さをいじります。長さを調節して音同士の間に適切なスキマを空けることは、発音を良くするだけでなく、メロディーのノリに対してもすごく有効です(´ヮ`*

    (ちなみに演歌みたいにタメのある場合を除いて、音の始まるタイミングは正確な位置から動かしちゃダメですよ)


  • 発音によって音の長さを変えてみる

    ・発音前に無音部分があるもの
    「か」「た」「ぱ」行
    音の直前にスキマがある発音です。一応ミクはこのスキマをちゃんと自動的に入れてくれますが、聞き取りにくい発音部分は、直前の音を短くしてさらにスキマを空けてあげると、はっきりした発音になってくれる場合があります。
    また、「か」「た」「ぱ」行ではなくても、発音のつながりが不明瞭になる場合は、同じく直前の音を短くしてスキマを空けると改善することがあります。
    ミクは音と音の間に自動的にポルタメントが入ってしまい、次の音のアタックが消えてしまうので、ポルタメントを強引に外すのです。

    ・発音自体が無音なもの
    「っ」
    小さな「つ」、この音は表記上こう書きますが、実際には音が出ません。だから音を入力しちゃだめです。先述のスキマを更に大きく空けることで小さな「つ」が表現できますっ。

  • 表記と発音が違う

    日本語は表音文字(文字が発音を表す)なので普段は気づかないことが多いですけど、実際には文字と発音が違っている場合がいっぱいあります。実際に自分で歌ってみて、どう発音しているかを確認するのが一番(´ヮ`
    例)文字:交差点(こうさてん) → 発音:こーさてん(こおさてん)

    Vocaloidエディタでは伸ばす音には「ー」の文字が使えますので、積極的に使いましょう。


  • それでもダメだ

    バグなのか仕様なのかは良く判らないのですが、音の組み合わせによってはスキマをいくら空けても音が変に繋がって、意図しない発音となってしまう場合があります。
    (「涙にさよなら」でも「訊ねてみたくなりゅ~」で突っ込まれてました(´ヮ`;)
    ただでさえ舌足らずなミクのお茶目な点というか何というか(´¬` この場合トラックを増やして別のトラックにすると良いんですが、ポルタメントも消えてしまうので、根性でピッチをいじって、つながりを自然に聞かせる必要が出てきます。いっそのことミクの味として諦めるのもあり(?)だと思っています。
    [PR]
  • by hatsuyuki0422 | 2007-11-06 00:00 | 初音ミク
    << 初音ミクのツボ<8>... OPムービーの作り方<1... >>